トランプ氏の反乱関与を認定 州地裁、出馬資格は剥奪せず
【サンフランシスコ共同】トランプ前米大統領が2021年1月の議会襲撃事件で「反乱」に関わったとして大統領選出馬資格を剥奪するよう有権者が求めた訴訟で、西部コロラド州デンバーの州地裁は17日、トランプ氏の反乱関与を認定した。一方で請求自体は棄却し、大統領選候補を選ぶ州予備選への出馬資格はあると判断した。米メディアが報じた。 「プーチン氏弱くなった」 「ばかげた戦争」とトランプ氏
憲法修正第14条第3項は、憲法擁護を宣誓しながら反乱などに関わった者が官職に就くことを禁じている。原告側は大統領就任時に宣誓したトランプ氏が議会襲撃を扇動したとして憲法に抵触すると訴えていたが、州地裁はこの規定は大統領には適用されないと判断した。