木戸市議が出馬意向 七尾市長選、選挙戦の公算
10月20日告示、27日投開票の七尾市長選に、市議の木戸奈諸美氏(50)=無所属、1期、矢田町=が立候補する意向を固めた。木戸氏は北國新聞社の取材に「市民の声が行政に届いていない。市民に寄り添った市民本位の七尾をつくりたい」と意欲を語った。現職茶谷義隆氏(59)=無所属、1期、魚町=が再選出馬を表明しており、選挙戦となる公算が大きくなった。 今月19日に会見を開き、出馬を正式に表明する見通し。木戸氏は公立能登総合病院附属看護専門学校卒で、看護師として同病院に勤務後、2021年10月の市議選で初当選した。 市議会では、西田昭二総務政務官や清水真一路県議に連なる会派「あすなろ」に所属している。関係者によると、選対本部長には清水県議が就く見通し。 市長選を巡っては、市議会最大会派「灘会」が現職の対抗馬擁立を探ってきたが、独自の候補擁立を断念し、友好会派であるあすなろの木戸氏の支援に回るとみられる。