首相と泉代表、島根1区で論戦 衆院3補選、残り1週間
岸田文雄首相(自民党総裁)は21日、衆院3補欠選挙のうち唯一、党公認候補が戦う島根1区に応援に入った。松江市などで街頭演説し、党派閥政治資金パーティー裏金事件を陳謝。「政治の信頼回復へ先頭に立ち、責任を持って進める」と強調した。立憲民主党の泉健太代表も、同市などの演説で事件を批判し「一緒に政治を変えたい」と支持を訴えた。28日の投開票へ残り1週間となり、両党トップが論戦を繰り広げた。 首相は「今、自民に大変厳しい目が注がれている」と言及。政治資金規正法の今国会中の改正を目指す考えを示した。 泉氏は「補選で勝てば、自民に『国民の声を聴かなければいけない』と心変わりを促せる」と語った。