【プレビュー】コロナ禍前の2019年以来5年ぶり開催&今季最初のスプリントフォーマットも実施…第5戦中国GP|F1
サーキット(上海・インターナショナル・サーキット)のレイアウト
上海の頭文字である上をトレースしたような形のサーキット。 コーナー数は全部で16。ターン1から2、3、4とリズミカルに右、左と曲がっていくセクションから、ターン6では低速のコーナーへ。セクター2区間は低速から高速まで幅広い特性のターンが設けられている。セクター3区間に入ると、ターン13から14までに至る1.2kmものロングストレートが最大のオーバーテイクポイントとなる。 ターン14で抜きにかからず、ターン16手前のDRS検知ポイントを利用して、ホームストレート上でオーバーテイクにかかるという駆け引きも有効だろう。 一方でこのコースは2019年からF1で使用されていなかったこともあり、トラック上のバンプがどこまで解消されているのかが懸念と言える。2022年からスタートした現行規定のグランドエフェクトカーとの相性も気になるところ。 5年ぶりの開催となった状況下、スプリントフォーマットのため60分のフリー走行を終えてすぐさまスプリント予選に入ることもあり、各チーム及び各ドライバーが、どのようにこのトラックにアダプトしていくのかが最大の注目ポイント。 パルクフェルメは土曜後半の予選終了時となるため、チームによっては金曜後半のスプリント予選、土曜前半のスプリントと、各公式セッションでぶっつけのマシンバランス変更を敢行するチームが出てくるかもしれない。
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