大規模地震を想定 北九州モノレールが救助・復旧訓練
九州朝日放送
20日、北九州市小倉南区の北九州モノレール車両基地で、大規模地震を想定し、乗客の救出や設備の復旧を目指す訓練が行われました。 訓練は、北九州市で震度5弱以上の大規模地震が発生し、モノレールの車両が駅の間で緊急停止した想定で行われました。 高架上の車両からロープを使った避難器具で乗客を救助したり、レールや分岐器といった設備を点検・復旧させ、車両を駅に移動させる手順が確認されました。 運営する北九州高速鉄道によりますと、1985年の開業以来、地震によるけが人などの被害はないということですが、軌道の耐震補強工事を順次進めていて、「万が一の事態でも迅速・的確に行動できるよう、訓練を重ねていきたい」としています。
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