【バスケ】秋田ノーザンハピネッツ田口成浩が前半戦を総括 CS進出へ改善点は「得点力」
田口成浩の広島戦後のコメント
-接戦を勝ち切るために必要なことは ディフェンスをして、ディフェンスリバウンドを取る。(ディフェンスリバウンドを)取るには、相手を入ってくるものに対して、入らせないようにボックスアウトする。まず、ここまでがディフェンス。大事。それをやった上で、オフェンスは同じ方向を見るために、僕だったら何か(プレーを)コールして、みんなが同じことを思いながらオフェンスするっていうことが接戦のときが一番大事ですね。ノーマークのときは思いっきりシュートを打つことが僕はすごく大事かなと思います。 第1戦、出だしから2クォーター、3クォーターで(できていない部分が)たくさんあるんですよ。バスケットは流れのスポーツですので、いかにこのだめな時間を作らないかということが一番鍵になる。常に一つのプレーに命をかけるとか心を込めてやらないと、終盤に「あれもったいなかったよな」って言ったら、もう遅いじゃないですか。やっぱり第1戦は2クォーターの連続9失点やられたシーンが本当にくだらないミスの失点だったので、それが本当に尾を引いたというか、最後まで厳しい展開になった原因だったと思う。そこがすごく悔しかったですね。 -同一カードで連勝するために必要なことは 僕らもそうですけど、「絶対に負けない」「絶対に連敗しない」という気持ちで行くじゃないですか。勝ったチームって。「勝ったら明日も行くだろう」みたいな空気になっちゃうところもある。連勝したいチームが、「絶対に負けられない」という気持ちで来るチームには、それをさらに(気持ちで)上回らないと勝ち切ることができない。フィジカルの差が出てくると思いますので、今日も僕たちの方がフィジカルにやれたところがあったと思うので、どのチームもそうですけど、それができるチームが連勝できるのかなと思います。 -シーズンの約半分、28試合終えてみての評価や修正点は (シーズンの)前半、失点をこれだけ抑えることができているというのはディフェンスのマインドがすごく良かったのかなと思っている。いま勝率5割ですけど、もったいない負けというのは何個もあったので、その(ディフェンスの)貯金がある中で今を迎えることができたのかなとはすごく思います。オフェンスの面だったりとか、もったいないことがすごくありすぎるので、そこはやっぱり次節30試合を終わった後に「もったいなかったな」って言わないように、今できることをしっかりするということを心がけないと、この先タフな試合になったときに勝ちきれないと思います。前半の課題は明確になっていますので、そこは後半戦に向けてやっていきたいと思います。 課題はオフェンス力、得点力っていうのが最下位かな。24チーム中最下位なんですよね。2ポイントの確率、フリースローも確率もそうですけど、オフェンス面でもっと点数を取れないと勝てないと思います。(後半戦は)オフェンスを改善していきたいと思います。 -CSに出るために必要なことは 自己犠牲心。自己犠牲してでもチームとして勝ちたい、自分がやりたいことじゃなくてチームに求められてることを、何をしなきゃいけないかというところを1人1人が考えれば、必ず強くなると思う。やっぱりまだまだ若い選手は、自分がやりたいことがファーストなんですよ。(試合は)審判がいて相手がいてっていう中でやらなきゃいけないので、そこでメンタルをコントロールしながらチームのためにどうやって動くかというところはすごく大事。1人が離れてしまったらチームになれないので。 いかにチームというものがあって、それをみんなで支えていくっていう気持ちがないと、ちょっとそこは難しいシチュエーションなっていくのかなと。僕はチームのために何をしなきゃいけないかということを1人1人が考えれば、必ず強くなると思う。そこを強化していきたいですね。そういうチームになっていきたいです。勝つことがどれだけ難しいか僕は知っていますので、僕も(周りに)伝えながら。難しいですよ。今日勝つのも大変でしたし、1勝するのって本当に大変なんですよ。1勝の重み、1点の重み。そういったところを伝えていきたいですね。
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