保存を求める声届かず…旧門司駅関連遺構取り壊しに向け造成工事に着手へ
九州朝日放送
保存を求める声も根強い旧門司駅の関連遺構について、北九州市は、「15日に取り壊しに向けた工事に着手する」と発表しました。 「現地での調査は終了しましたので令和6年11月15日から造成工事に着手します」 北九州市門司区の複合公共施設建設予定地で見つかった初代門司駅の関連遺構。北九州市は公共施設を建てるため、遺構を記録保存しようと、8月から発掘調査を行っていましたが、14日開かれた建設建築委員会で、調査が13日で終わり造成工事を15日から始めると明らかにしました。 これに対し、一部の議員から「記録保存の状況について市民へ説明するべきだ」などといった意見があがりました。 市の計画では15日から仮囲いなどの準備に入り早ければ今月中にも遺構を取り壊す工事を始める予定です。
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