名門校→J1内定の逸材が「天才」 美技で奪った超絶弾が「ベルカンプみたい」【24年厳選】
神村学園MF名和田我空が決めたゴールシーンに再脚光
今季、高校生ながら海外から熱視線を浴びた1人が、神村学園(鹿児島)のMF名和田我空だ。最終学年を迎えた今年もそのポテンシャルをいかんなく発揮。この逸材が今年7月の高円宮杯U-18プレミアリーグで美技から衝撃ゴールを奪った場面は大きな話題を呼んだ。2024年のサッカー界では数々の衝撃シーンがあったなか、そのゴールシーンに再脚光。「ベルカンプみたい」との声もあがり、その技術はまさに超高校級だった。 【実際の映像】名門高エースが「ベルカンプみたい」 超高校級ストライカーが美技で奪った超絶弾 今年7月に行われた高円宮杯U-18プレミアリーグ・名古屋グランパスU-18戦で、神村学園は2-4で敗戦。終始劣勢に立たされたものの、名和田が衝撃の一発を叩き込んだ。0-3で迎えた後半9分、左サイドから送られたマイナス気味の浮き球クロスに対しペナルティーエリア内で右足を伸ばし前向きに。正面から寄せてきた相手選手を右足のタッチでかわすと、左足でゴールネットを揺らして見せた。 複数の相手選手に囲まれながらも、細やかなタッチで包囲網を打開し、シュートまで持ち込んだテクニックは圧巻の一言だった。大物ぶりを窺わせたそのプレーに、ファンからは「とんでもないゴール」「上手すぎる」「ベルカンプみたい」「天才」と絶賛の声が続々。ドイツの移籍専門サイト「Transfermarkt」でも高卒後の“欧州行き”の可能性が指摘された超高校級の逸材が本領を発揮した瞬間だったと言える。 その名和田は、海外行きとはならず、2025シーズンからのJ1ガンバ大阪入りが内定。「伝統のあるクラブで小さい頃からの夢であったプロサッカー選手というキャリアスタートできることを大変嬉しく思います」と意気込みを語った18歳に対し来シーズン、注目ルーキーの1人として熱視線が注がれることは間違いないだろう。
FOOTBALL ZONE編集部