「日本一早い」稲刈り開始 田植えは1月 穂のそろいが良く豊作 石垣島
沖縄県石垣市崎枝で17日、一期米の収穫が始まった。大浜永太郎さん(68)の田んぼでは「日本一早い」ともいわれる今季初の超早場米収穫がスタートした。 銘柄は「ひとめぼれ」。大浜さんは、小気味よい音を響かせながらコンバインを操作し、黄金色の稲を次々と刈り取っていった。1日で1ヘクタール分を収穫した。 【写真】沖縄・今帰仁村で日本一早いブドウ狩りを楽しむ来場者 田植えは1月27日で、穂が出る時期に気温が高かったことが幸いし、穂のそろいが良く豊作になった。 大浜さんは「『実るほどこうべを垂れる稲穂かな』という立派な人の謙虚さをいうことわざがあるがまさに今がそんな風景。子どもたちに見せてあげたい」と目を細めていた。 (奥沢秀一通信員)