欧州代表のシュナイダーにアクシデント 投球直後、マウンドにうずくまる 右肩負傷か チェコの消防士右腕
「侍ジャパン強化試合、日本代表－欧州代表」（６日、京セラドーム大阪） 欧州代表の２番手としてマウンドに上がったシュナイダー（チェコ）にアクシデントが発生した。 【写真】ぶらんと垂れた手 うつむき降板するシュナイダー 明らかに力が入っていない 三回１死から近藤に変化球を投じた直後、その場にうずくまった。肩、肘に故障が発生したとみられ、激痛に表情をゆがめた。慌ててトレーナーがマウンドに駆けつけ、続投不能と判断。ベンチでは肩付近を触って確認する様子が中継に映し出された。 二回から２番手で登板したシュナイダーは１２０キロ前後ながら、微妙に変化するボールを軸に侍ジャパン打線をほんろう。三者凡退に抑え、近藤と対するまで４人連続アウトに仕留めていた。 シュナイダーは昨年３月のＷＢＣにチェコ代表として参加。その戦いぶりや侍ジャパンとの交流で「さわやかチェコ」として称された。シュナイダーは普段、消防士を務めるアマチュア選手。異国の地で痛いアクシデントとなった。
