【新日本・BOSJ】石森太二がBブロック1位通過 ヒロムとの激闘制し「すべては神の恵み…そう、グレイスだ」
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」31日後楽園ホール大会のBブロック最終公式戦で、石森太二(41)が高橋ヒロム(34)から7勝目をあげ、ブロック1位通過を決めた。 すでに準決勝(6月3日、後楽園)進出を決めている石森は、勝てば1位、負ければ2位通過の条件下で最終戦に臨んだ。昨年大会のヒロムとの公式戦では試合途中の負傷により、無念のレフェリーストップ負けから長期欠場。くしくも会場も同じ後楽園と、因縁じみた一戦となった。 2018年大会の決勝戦も戦った実力者同士の一戦は、一進一退の攻防が続く。TIME BOMB2を阻止した石森は450°スプラッシュを投下。掟破りのブラディークロスからTIME BOMBを浴びてしまうが、執念で3カウントは許さない。 Bone Lockで反撃に転じると、ラ・ミスティカからリバースブラディサンデーを発射し形勢逆転に成功。最後はブラディークロスで大激闘に終止符を打った。 バックステージでは「ヒロム! お前とここ後楽園でまたやれてすっげー気持ち良かったぜ。でもよ! 俺まだ、やりたいヤツがいるんだよ。人の欲というのは尽きねえもんだな。あと少し、もう少しだ。すべては神の恵み…そう、グレイスだ」と勝ち誇った。 この日の結果を受け、今年のBOSJ準決勝2試合の組み合わせは、石森対TJP、エル・デスペラード対DOUKIとなった。
東スポWEB