リーグ通算１００安打を達成した大阪経済大・柴崎外野手（関西六大学野球連盟提供）

◇１日　関西六大学野球秋季リーグ戦　大阪経済大１５―０大阪学院大（ほっともっとフィールド神戸） 　プロ注目の大阪経済大・柴崎聖人外野手（４年・岐阜第一）が３安打３打点の活躍でリーグ通算１０１安打として、史上１５人目（旧リーグ含む）の１００安打を達成した。今季は今秋ドラフト候補の大阪商業大・渡部聖弥選手（４年・広陵）に次ぎ、２人目の達成となった。連盟記録は龍谷大・宇田秀樹選手の１１９安打（１９８４年春～１９８７年秋）。 　柴崎は関西六大学野球連盟を通じて「入学当初から１００安打を一つの目標としていたので、達成できて良かったです。これからもチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」とコメントした。 　昨冬は大学日本代表候補合宿に参加し、５０メートル走は６秒０２を計測した俊足で、遠投は約１１０メートルの強肩でもある。中日や侍ジャパンほか阪神、広島などのコーチを歴任してきた大阪経済大の高代延博監督（７０）は柴崎について「資質的には足、肩、パンチ力はトップクラス。あれだけの瞬発力、遠投力、走力を持っている選手はなかなかいないと思う」と走攻守三拍子そろった選手と太鼓判を押す。 　今月２４日に迫っているドラフト会議の指名対象となる「プロ野球志望届」はすでに提出済み。チームは大院大から勝ち点を取り、現時点で勝ち点４の首位にいるが、１１日からは６連覇を目指す大阪商業大との決戦も控えている。