Snow Manがオリコンランキングでトータル1位、Mrs. GREEN APPLEはデジタル1位に
2024年の音楽ソフト・デジタル・映像ソフトの売り上げをまとめた「第57回 オリコン年間ランキング 2024」の「アーティスト別セールス部門」のトータル / 音楽ソフト / デジタルのランキングが発表され、Snow ManとMrs. GREEN APPLEのコメントが公開された。 【写真】売り上げ記録を塗り替え続けるSnow Man Snow Manは「年間シングルランキング」「年間アルバムランキング」「年間合算アルバムランキング」「年間DVDランキング」「年間BDランキング」「年間ミュージックDVD・BDランキング」で1位を獲得。さらに「アーティスト別セールス部門」の音楽ソフト / トータルのランキングでも年間1位を獲得したことで、Snow Manには計8本のトロフィーが贈られた。期間内の売り上げはグループとして過去最高の154.2億円で、「オリコン年間ランキング」でトータル1位を記録するのはこれが初となった。 Mrs. GREEN APPLEは「アーティスト別セールス部門」のデジタルランキングで年間1位に。期間内の売り上げは73億円を記録した。この売り上げは、2022年度から発表を開始した同ランキングにおいて、2023年度に記録したYOASOBIの45.9億円を上回り、史上最高金額となった。 ■ 目黒蓮、渡辺翔太、向井康二(Snow Man)コメント □ 「オリコン年間ランキング アーティスト別セールス部門 トータルランキング 1位」初受賞の感想 目黒:初めての「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」年間1位ありがとうございます! 渡辺・向井:ありがとうございます! 目黒:このような賞をいただいたことで、「ファンの方を喜ばせてこれたのかな」という証のように思えて嬉しいです。今日ここにいないメンバーも本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。 □ シングル「LOVE TRIGGER / We'll go together」「BREAKOUT / 君は僕のもの」がともに売上100万枚を超えたことについて 渡辺:ものすごい数字というか、もう何がなんだか分からないぐらいの規模感だなぁと思います。1位、2位をSnow Manで独占できるというのは、本当にありがたいです。シングル2枚ともが両A面シングルということで、A面が4曲もあり、その4曲がすべてメンバー主演のドラマや映画の主題歌になっています。お仕事にも恵まれているんだなと改めて思えています。2024年7月に発売したシングル「BREAKOUT / 君は僕のもの」に収録されている「君は僕のもの」のMV(ミュージックビデオ)は、撮影時、晴天ロケで撮る予定だったんですが、大雨になってしまって。「どうしよっか…」となっていたら、大雨の中、「カッパを着て撮影しようぜ」ってめめ(目黒蓮)が言い出して。「雨に濡れているっていう天候でのアクシデントさえも、特典の1つにして楽しんでもらえるんじゃないか?」みたいな。雨すらコンテンツにしてしまうっていう…。こういったメンバーのアイディアもあるから盛り上がるんだろうなと思います。Snow Manは、カップリングや特典映像へのこだわりが本当にすごいなって思っています。 目黒:今までにない映像になったもんね。 向井:「君は僕のもの」はしょっぴー(渡辺翔太)のドラマ(「青島くんはいじわる」[テレビ朝日系])の主題歌だったから、雨降った時、しょっぴーの顔沈んでたよな。気合い入ってたからね。メンバーとしては(渡辺翔太に)笑ってほしかったから…。 渡辺:そう、雨降って落ち込んだの。みんなで海まで行ったじゃん。だから晴れている画が欲しかったんだ……。 目黒:逆にいい画だったよ! 渡辺:それが世の中に出たら「雨の中踊ってる!」「カッパ着ている!」って。(ファンの方々が)みんな面白がってくれて。楽しいものを届けたいっていう気持ちが結果としてついてきてくれてるのかなと思います。 目黒:めっちゃ、楽しかったもんね。 渡辺:そう! やっぱり楽しかった。 向井:踊っているとき、スタイリストさんやメイクさんは、(雨の中)外に出て「ああ、アイロン入れたのに…」とかきっと思っていたよね。 渡辺:スタイリストさんとヘアメイクさんはもう頭抱えていたよね。 目黒:しかもその後、何人か曲終わりに海の方に走ってダイブしてたよね(笑)。 渡辺:何より楽しかった! それが今回の賞につながっているよね。賞を受賞できたり、数字として表れるのは、とても分かりやすい指標なので本当に感謝しています。 □ 「年間アルバムランキング」と「年間合算アルバムランキング」で1位を受賞したアルバム「RAYS」について 渡辺:アルバム「RAYS」は(2024年の)10月に発売になりましたね。 向井:近々だね。 渡辺:スペインに行ったね。リード曲のMVを海外で撮影するのは今回が初めてだったよね。楽しい部分ももちろんあるけど壮大な規模感の分、しっかり結果を残さないといけないなという意識はあったよね。海外に行って浮かれたい気持ちもあったけど規模感を考えると逆に背筋が伸びました。このアルバムでしっかりと結果を出さないと本当に無駄になってしまうなという思いで取り組みました。結果として、「作品別売上数部門」の「アルバムランキング」、「合算アルバムランキング」で1位を頂けて大変嬉しく思っております。 向井:滞在中、なかなか休みもなかったやん。しょっぴー(渡辺翔太)の言った通り、プレッシャーもあるし、結果も残さないといけなかったから「毎日ダンスしていいものを作る!」って感じだったよね。最終日だけオフがあって帰る前に僕は楽しみましたよ! 渡辺:どこか行きました? 向井:サグラダファミリアに行きました。だてさん(宮舘涼太)とさっくん(佐久間大介)と阿部ちゃん(阿部亮平)で。楽しかったで! 完成していないものやし、現地の建物も見られて、写真6,000枚くらい撮ったんじゃないかな。 渡辺:歩いているだけでもMVが撮れてしまうような街並みだったね。アルバムのタイトル「RAYS」に込めた思いもあって。光線という意味がありますから、我々も光のように現状に満足せず、これからも前に進みながらみなさんに楽しいものをお届けできるアイドルでいたいなと思っています。 □ 2024年の音楽活動を振り返って、チャレンジしたことや成長を感じた瞬間 目黒:初めての5大ドームツアー「Snow Man Dome Tour 2024 RAYS」をやらせていただきました。先輩たちの5大ドームツアーも見てきて、自分たちもいずれ5大ドームツアーを回ってみたいという思いがありました。そこに対するチャレンジはメンバー各々あったのかなと思っています。今回、何より楽しかったのはファンの方々とコミュニケーションが取れたことでしたね。5大ドームツアーをやりたかった1つの理由としては、今までライブに外れちゃって、来たくても来られなかった人たちがいらっしゃると思うんですよね。そういった方を一人でも減らすことができるように、「大きな会場」なのか、「公演数」なのかを考えて。その中で「5大ドームツアーをやりたいね」という話になり、実現できたことがSnowManの大きなチャレンジだったのかなと思っています。シングルやアルバムもチャレンジを毎回しているんですけれど、(リリースの)数を重ねても、自分たちがデビュー曲「D.D.」を発売したときの、ものすごく嬉しかった気持ちをまだちゃんと持てているなと思っています。1枚1枚作品を出すたび、「当り前じゃないんだ」という気持ちを僕たちも持てていますし、ファンの方たちも、新鮮に1枚1枚受け取ってくれているような、そんな感覚もあります。 渡辺:それが今回の受賞につながっている秘訣かもしれないね。意外と「慣れ」ってすぐそばにいるからね。 向井:音楽番組でも何回もやっている曲でも振りをしっかりと固めるやんか。ああいうのとかも本当に手を抜かないよね。 渡辺:これをいつ解禁しようとか。みなさんに情報を提供する解禁日ですら徹底的に打ち合わせするとかさ、1個1個にうるさいくらいメンバーが意見を言うよね。まとめるのって大変だけど、この熱量がなくなったらだめだなって思うから、本当にSnow Manはいい集団だなって思っています。スタッフさんとのディベートもすごくて。それが本当に今回の賞を受賞できた秘訣なのかな、と思います。 目黒:初めての気持ちを忘れていないということが、いい関係性を築けているひとつの大きな要因かなと思っています。映像やシングル、アルバムなど1個1個の作品で賞を頂けているわけだから、ちゃんと新鮮さを忘れずにこれからもチャレンジし続けていきたいなと思っています。 □ グループの一番の強み 向井:メンバーがお互いに意見を言いやすい場所だし、思ったことをパッと言える関係性も大きい。あとは、何事にも中途半端でいかないっていうのが我々の1個の強みでもあるし。「これやりたい」っていうのはすぐ言えるんですけど、自分たちだけがやりたいやつじゃなくて、「これやったらファンのみなさん喜ぶやろうな」とか、「この曲作ったらファンのみんな楽しいやろうな」とか、ファンの方を置いていかないっていう気持ちが常にうちらにあるので。それが1個の強みかなとは思います。 目黒:仲のいいところも強みだよね。 向井:やっぱり9人いないと寂しい気持ちも生まれるよね…。 渡辺:立ち位置が違うだけで自分の喋りの感じも変わってくるよね(笑)。 □ Snow Manの「今年の漢字」 向井:俺は今回「頂」かな。1位をいっぱい“頂いた”とか“これからもいっぱい1位を獲りたいな”っていうので「頂」ですね。来年も1位“頂きたい”なと思っています! 渡辺:思った以上にマジメだった(笑)。 向井:阿部ちゃん(阿部亮平)モードで。 渡辺:インテリモードだ(笑)。俺は「光」かな。アルバムのタイトル(「RAYS)の通り。 目黒:俺は自分のこともちょっと入っちゃっているけど「海」かな。「RAYS」というアルバムでスペインにMVの撮影で行ったのも、「今後のSnow Manとしてどういう景色を見ていきたいか?」とか「どういうところに出ていきたいか?」っていうのをみんなでたくさん話し合って「RAYS」を作ったから。“海”を越えて色んな景色を見に行きたいなという思いから「海」にしました。 渡辺:めめ(目黒蓮)のドラマ(「海のはじまり」[フジテレビ系])もあったしね! すごくいいね。“海”を越えるっていうので「RAYS」にもかかっているし。 目黒:「光」も「頂」もすごくよかったけどね(笑)。 向井:「うみ」もいいんじゃない。新しいものを“うみ(生み)”出していこうという気持ちで(笑)。 渡辺:ということで「海」に決定しました! □ 2025年の意気込みや目標 向井:2025年は5周年ということで1月22日には「THE BEST 2020 - 2025」が発売されます。初めてのベストアルバムということで、我々気合が入っております。ここから2025年がスタートしますので、みなさんと本当に楽しいスタートダッシュができたらなと思っています。あとは、めめ(目黒連)も言っていましたけど会えていない人に会いに行くというのも1個の目標です。Snow Manと関わるすべての人がハッピーで過ごせるような1年にしたいなと思います。あと、一番は健康第一で2025年もやっていけたらなと。 □ 応援している人に向けてメッセージ 渡辺:今日は全員揃うことができていないのですが、Snow Manとして、いつも本当にありがとうございます!とお伝えしたいです。これだけたくさんの賞を頂けたということは、みなさんにSnow Manを楽しんでいただけているからこそのものだと思っています。さっき康二(向井康二)もめめ(目黒蓮)も言っていましたけれど、2025年は5周年も控えています。2024年よりもさらに楽しいコンテンツをみなさんに届けられたらいいなと思っています。5大ドームツアーもできたけど、それでも「また会えなかった」「チケットが外れてしまった」みたいな声もたくさん届いていますので、5周年はなるべくグループで固まってみなさんにたくさん会える機会を作れればいいなという風に思っています。そして2024年はありがとうございました。2025年もどうぞよろしくお願いいたします。 全員:以上、Snow Manでした! ■ Mrs. GREEN APPLE コメント 大森元貴(Vo, G):こんにちは。Mrs. GREEN APPLEです。この度、「第57回 オリコン年間ランキング 2024」でMrs. GREEN APPLEが「アーティスト別セールス部門デジタルランキング」で1位を獲得しました。ありがとうございます。 若井滉斗(G):たくさんの方に楽曲を聴いていただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます。 藤澤涼架(Key):来年は「Mrs. GREEN APPLE MAGICAL 10 YEARS」という企画も発表させていただきました。2025年も精力的に活動していきます。よろしくお願いします。 全員:以上、Mrs. GREEN APPLEでした。バイバイ! ©オリコン調べ(oricon.co.jp)