焼け跡から2人の遺体 さいたま市の住宅火災で 木造3階建て住宅が全焼 世帯主の男性と妻と連絡取れず
埼玉県さいたま市桜区栄和5丁目の住宅火災で、浦和西署は19日、焼け跡から2人の遺体を発見したと発表した。世帯主の男性(88)と妻(86)と連絡が取れていないことなどから、同署は遺体は2人とみて身元の確認を進めるとともに出火原因を調べている。 火災現場で消火活動に当たる消防隊員ら【写真2枚】
同署によると、男性方は夫妻と長男(54)の3人暮らし。長男は出火当時、外出していた。 火災現場は木造2階建てとしていたが、署は木造3階建てに訂正した。 ■住宅火災で住人2人不明(以下初報記事) 18日午後7時5分ごろ、さいたま市桜区栄和5丁目の住宅から出火、木造2階建て住宅が全焼した。 浦和西署によると、住人の80代夫婦の安否が分かっていないという。通行人と思われる付近にいた女性が火災を発見し、「炎が見える。かなり燃えている」と110番した。同署で火災の詳しい原因を調べている。