28日午前、札幌市と釧路市で、高齢者の運転する乗用車が建物に衝突する事故が相次ぎました。 28日午前９時半ごろ、札幌市白石区本通１丁目の眼科クリニックに乗用車が後ろから突っ込みました。 運転していたのは84歳の男性で、クリニックの駐車場にバックで車を止めようとしていたということです。 運転していた男性（84） 「今でも心臓バクバクしている。７月に（免許を返納して）やめようと思っていた」 この事故で、クリニックの中にいた職員の女性が軽いけがをしました。 　一方、釧路市若松町のドラッグストアでは午前９時半ごろ、乗用車が駐車場に入ろうとバックした際、店ののぼりや外壁に衝突しました。 その後、乗用車は急発進し、車道に飛び出して止まりました。 この事故で、乗用車を運転していた70代の男性が体の痛みを訴え、病院に運ばれました。 当時、ドラッグストアは営業中でしたが、巻き込まれた人はいません。 警察の調べに対し、男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。 警察が事故の状況を調べています。