北陸新幹線で朝どれ鮮魚お届け 新駅から首都圏、福井県産品PR
JR東日本とJR西日本などは22日、北陸新幹線延伸開業で新設された敦賀駅(福井県敦賀市)から東京駅まで、新幹線で荷物を運ぶ事業を始めた。福井の鮮魚や地元名物の「羽二重餅」といった県産品のPRと地域活性化につなげる狙い。関東地方で展開するスーパー「カスミ」の一部店舗などで販売される予定。 荷物は車両の輸送用スペースに積載。この日は、朝に水揚げされたばかりのマダイや、福井県のブランド魚「ふくいサーモン」が入った箱などが東京行き「かがやき508号」に積み込まれた。 JR西日本の担当者は「新鮮なまま首都圏へ運べる。福井県の魅力を遠方でも感じてもらえれば」と話した。