「チェンジメーカー」の育成を…公立王国の愛知県『中高一貫校』開校へ 背景に少子化による“存続の危機”も
公立の中高一貫校に高まる期待。過熱する中学受験に新たに何をもたらすのか。
■中高一貫校 実は既に41都道府県で設置…6県に設置されていない理由は
公立の中高一貫校は愛知県だけでなく、東海3県としても初めての試みだ。しかし、全国ではすでに41都道府県で設置されていて、2024年度の時点で導入されていないのは愛知、岐阜、三重の東海3県と、富山、鳥取、島根のあわせて6県だけとなっている。
まだ設置されていない6県は、いずれも公立校が強い地域とされている。愛知県も「公立王国」と呼ばれるなど、公立高校の人気が高いため、中高一貫校の導入などの改革があまり議論されてこなかったのではないかともいわれている。 中高一貫校の取り組みを始めることで、公立校の魅力アップにつながるのか、子供たちの未来にプラスになるのか。 2024年9月11日放送