稚内名物『棒だら』作り最盛期「この潮風が棒だら作りに適している」京料理のめでたい席に使われ、京都や大阪へ出荷
北海道放送(株)
北海道稚内市の名物で京料理にも使われる「棒だら」作りが最盛期を迎えています。 「棒だら」は3枚におろしたマダラの身を干して作る伝統の保存食で、冬に北海道近海で獲れる新鮮なマダラが原料です。 【写真を見る】稚内名物『棒だら』作り最盛期「この潮風が棒だら作りに適している」京料理のめでたい席に使われ、京都や大阪へ出荷 稚内市の「丸北北海組」では、職人らがマダラを手際よくさばいていき形を整えます。 倉庫で1か月ほど乾燥させたあとは、屋外で天日干しし、日本海の冷たい潮風にさらすことでうま味を引き出します。 丸北北海組・北﨑祐一工場長 「この潮風が一番棒だら作りに適しているということで、寒い中みんなで頑張って一生懸命作っているので美味しく食べてもらいたい」 「棒だら」は京料理では、めでたい席の料理に使われる食材で、おもに京都・大阪方面に出荷されるということです。
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