アジア最高額の国はどこ?サッカー代表チーム市場価値ランキング1~10位。日本代表は?
8位:カタール代表 監督:カルロス・ケイロス FIFAランキング:61位 総市場価値:1388万ユーロ(約19億4320万円) 最高額選手:アクラム・アフィーフ 8位にランクインしたカタール代表は、2022年に開催国として初のFIFAワールドカップ出場を果たしたが、グループステージを3戦3敗の成績で終える悔しい結果となった。 約5年間にわたりカタール代表の指揮を執ったフェリックス・サンチェス監督はワールドカップ終了後に退任。後任のカルロス・ケイロス監督は、レアル・マドリードの監督を務めた経験やイラン代表を2度のワールドカップ出場に導いた実績を活かし、カタール代表を2度目のワールドカップ本大会出場に導くべく、準備を進める。 選手個人に目を向けると、カタール代表の総市場価値の半分弱を占める以下2人の選手に注目が集まる。チーム最高額のアクラム・アフィーフ(400万ユーロ/約5億6000万円)とカタール代表歴代最多得点34を誇るアルモエズ・アリ(200万ユーロ/約2億8000万円)は攻撃の中心を担っており同国代表に不可欠な存在である。
7位:サウジアラビア代表 監督:ロベルト・マンチーニ FIFAランキング:57位 総市場価値:1970万ユーロ(約27億5800万円) 最高額選手:サウド・アブドゥルハミド 昨年のFIFAワールドカップで優勝国アルゼンチンに劇的な勝利を収めたサウジアラビア代表。アジア内の総市場価値ランキングでは7位にランクインした。 エルヴェ・ルナール監督が今年3月に退任してから半年ほど正式な監督が不在な状況が続いたが、今年8月に、ロベルト・マンチーニ監督が指揮を執ることが決まった。同監督は、ユーロ2020でイタリア代表を優勝に導いた経験やマンチェスター・シティでプレミアリーグを制覇した手腕を活かし、チームの再構築を図る。 そんなサウジアラビア代表のチーム最高額は、DFのサウド・アブドゥルハミド(280万ユーロ/約3億9200万円)である。アル・ヒラルに所属する24歳のサイドバックは、昨年同時期から市場価値を100万ユーロ(約1億4000万円)伸ばしている若手有望株である。また、同じくアル・ヒラルに所属し、代表の10番を背負うサレム・アル・ダウサリは、200万ユーロ(約2億8000万円)の市場価値をもつ。カタールワールドカップのアルゼンチン代表戦で見せた、ペナルティエリア付近斜め45度からの芸術弾は記憶に新しいだろう。 グリーンファルコンズ(サウジアラビア代表)新体制は1分3敗と苦戦を強いられているが、27年ぶりのAFCアジアカップ制覇に向け、チームの立て直しを目指す。