2年連続準優勝中のルード 4時間超えの激闘制し辛くも3回戦に進出<男子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、第7シードのC・ルード(ノルウェー)が世界ランク32位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を7-6 (7-5), 1-6, 6-3, 4-6, 6-3のフルセットで破り、6年連続6度目の3回戦進出を果たした。 【ジョコビッチ、シナーら全仏OP組合せ】 2022年と2023年の全仏オープンで2年連続の準優勝に終わっているルード。今大会は3度目の正直と自身初の四大大会制覇を狙い出場している。前週のゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)で優勝を飾り今大会に臨んだ。 1回戦では予選から出場した世界ランク137位のF・メリジェニ アウベス(ブラジル)をストレートで下し初戦を突破。 この試合、11本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったとき69パーセントの確率でポイントを獲得。ブレーク数は互いに5つどうしだったが、終盤ファイナルセットではミスが増えるダビドビッチ フォキナに対しルードがさらにギアを上げた。ファイナルセットではルードのウィナー14本に対し、ダビドビッチ フォキナのウィナーは6本とさらに攻勢に出て、4時間8分の激闘をものにした。 3回戦では第28シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)と対戦する。エチェベリーは2回戦で世界ランク69位のA・リンデルクネシュ(フランス)と対戦したが、第4セット途中でリンデルクネシュをが棄権したため勝ち上がりを決めた。 同日には第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)や第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのD・メドベージェフらが3回戦へ駒を進めている。