岡田監督に“アピール失敗”…阪神、1軍でチャンスを掴めなかった選手(3)タイガースではずっと“不遇”…?
プロ野球の世界では、一軍への生き残りをかけて激しい競争が繰り広げられている。ファームでは好成績を残していても、上で目立った活躍ができなければ、二軍再降格が命じられることとなる。ここでは、今季一軍での出場機会を得るも、チャンスを掴めなかった阪神タイガースの選手を紹介したい。(※今季成績は9月25日時点)
長坂拳弥
・投打:右投右打 ・身長/体重:173cm/80kg ・生年月日:1994年4月28日 ・経歴:高崎健康福祉大高崎高 - 東北福祉大 ・ドラフト:2016年ドラフト7位 今季でプロ8年目を迎える長坂拳弥だが、一軍では出番を掴めずにいる。 東北福祉大時代に強肩が武器の捕手として評価を受け、2016年ドラフト7位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから一軍の舞台を経験し、プロ3年目の2019年にはプロ初本塁打を放った。 しかし、なかなか一軍定着には至らず。2022年には自己最多の27試合に出場したが、打率.175と目立つ数字を残すことができなかった。 昨季は梅野隆太郎、坂本誠志郎が併用される一軍捕手陣に割って入ることができず、わずか10試合の出場に。 今季は長きに渡って一軍に帯同したが、出番は途中出場の5試合のみ。3打数ノーヒットと存在感を示せず、9月3日に二軍降格となった。二軍でも21試合の出場で、打率.133と低迷している。 2024年シーズンで30歳を迎えているだけに、一軍に生き残る術を見出したいところだ。
ベースボールチャンネル編集部