【ネイティブが使う英語】スーパーで「レインチェック」と言われ、なぜ雨の話?と困惑。正しくはどんな意味?
息子の留学のために母子で海外移住をした母が執筆。カナダに住んで約1年半が経ちますが、先日スーパーマーケットに行ったときに初めて聞いた言葉がありました。それが「Rain check(cheque)/レインチェック」です。この意味と由来を紹介します。 【写真で解説】「Rain check(cheque)/レインチェック」の由来は?
スーパーで「レインチェック」と言われ、なぜ雨の話をするのだろうと困惑した筆者
いつも買っているお米がセールになっていたので、スーパーマーケットに買いに行ったとき、店頭には在庫がありませんでした。そこで、近くを歩いていた店員さんにストックに在庫がないか尋ねたところ、返答の中にあった言葉が「Rain check(cheque)/レインチェック」です。 「レイン」と言われて、頭に思い浮かんだ英語はただひとつ、「Rain」。 スーパーで在庫を聞いて、雨をチェック……??? 私の頭の中はハテナマークでいっぱいになりました。 でも「カスタマーサービスに行ったら、レインチェックするよ」というような感じのことを言われたので、とりあえず行ってみることに。チェックという言葉もついてるので、在庫チェックみたいな意味があるのかな? と考えながら向かいました。
スーパーマーケットでもらった「Rain check(cheque)/レインチェック」の紙の意味とは?
カスタマーサービスに行き、スーパーのアプリのチラシを見せながら、「これが欲しいけれど、店頭には在庫が無くて。バックヤードに在庫はありますか?」と聞いたら、「Rain check(cheque)/レインチェック」と書いた紙を書いてくれました。 それを読んでやっと判明! 「Rain check(cheque)/レインチェック」とは、「広告に出していた商品が売り切れになっていた場合に、このレインチェックをもらってから一定期間のあいだは、広告表示価格でそのアイテムを買える権利をもらえる券」のことだったのです。 この券の場合は、14日以内であれば、広告に表示されたセール価格でその商品が買えるようです。「レイン」からはまったく想像ができなかった意味に驚きました
イラスト:Shutterstock 構成・文/高橋香奈子 前回記事「やっと最適な「カナダ土産」を発見!冬に嬉しい、体がポカポカになる「入浴アイテム」を紹介」>>
高橋 香奈子