輪番制で40代の夫が「町内会長」に…。町内会長って仕事と両立できるのでしょうか?
町内会長の利点
さまざまな役割がある町内会長ですが、町内会を運営するにあたって、やりがいや自分の住んでいる地域と関わりが持てることにメリットを感じている方もいます。また、地域によっては町内会長を含む役員に報酬が出るケースもあるようです。 例えば、町内会長に月額2万5000円、副会長に月額1万5000円などの報酬が設定されている町内会もあります。地域にもよりますが、町内会長になることで報酬が受け取れる点も、利点のひとつといえるでしょう。
仕事に支障が出ないようにするアイデア
町内会長になった以上、役割はしっかり果たしてほしいものですが、実際に仕事と並行して行うのは大変です。そこで本章では、町内会長の業務が仕事に支障をきたさないようにする方法をご紹介します。 ◆打ち合わせや会議の時間を調整する 町内会によっては、打ち合わせや会議が平日の午前からスケジューリングされているケースもあるようです。 参加するためには仕事を休む必要が出てくるなど、仕事に支障が出てしまう可能性があるため、他の参加者の予定も確認しつつ、平日の夜や土日にするなど、仕事に影響が出ない時間に調整するとよいでしょう。 また、時間も1時間などと短く区切ることで、負担感を減らせます。 ◆会議をできるだけ1日にまとめる 地域にもよりますが、町内会では総会や定例会議、イベントごとの打ち合わせなど集まる機会が多い傾向があります。集まる回数が多いとその分負担が大きくなるため、1回の会議で内容をまとめられないか検討してみましょう。 例えば、イベントの打ち合わせだけで集まっていたものをその月の定例会議にまとめられれば、集まる回数が1回減るため負担が減るはずです。
町内会の現状を把握し、仕事に支障が出ないよう業務の調整を進めましょう
町内会長は地域の方々や行政と関わり合いながら、住みよい町を作っていくやりがいのある仕事です。しかし、場合によっては仕事に支障が出てしまうおそれもあるため、並行して行えるよう必要な場合は業務などの見直しを進めるとよいと考えられます。 そうすることで、今後同じように仕事をしながら町内会長をする方が楽になる可能性もあるため、次のなり手も見つかりやすくなるかもしれません。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部