【スイスの名門時計、ロンジン】歴史的名作“コンクエスト”70周年記念モデルが登場
190年以上の歴史を誇るスイスの時計ブランド、ロンジンが歴史的コレクション“コンクエスト”の誕生70周年記念モデル“コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ”を発売する。1950年代後半のエポックメイキングなモデルに着想を得てロンジンが発明し、ウオッチメイキングの歴史上で稀有な存在として知られるこの複雑機構を継承した新作タイムピースは、デザイン、テクノロジーの双方で細部に至るまで進化。品格あるシャンパン、アンスラサイト、ブラックの3色の文字盤で展開し、タイムレスなエレガンスと高い汎用性も魅力だ。 【“コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ”の詳細をチェック!】
70年の歴史的コレクション“コンクエスト”(1954-2024) ~ロンジン最古のコレクション名を冠するタイムピースの進化~
約2世紀の歴史を有するロンジン初のウオッチコレクションであり、“征服(コンクエスト)”の名を掲げるコンクエストコレクション。1954年にスイス・ベルンのFederal Intellectual Property Officeによりコレクション名が保護され、70年の歴史の幕を開けた。発表当初より自動巻きで防水性を備え、スポーツや偉業の世界と結びついてきた“コンクエスト”。その名の精神が体現するように、1959年にコレクションを拡大。回転ディスクの先駆者であるロンジンの卓越した技術を活かし、文字盤の中央に配置した2枚の回転ディスクで構成する、他に類を見ないパワーリザーブ(時計が現時点で使える時間)表示を備えたモデルを世に送り出した。コレクション70周年を記念して、この画期的モデルにオマージュを捧げ、デザインとテクノロジーを進化させたのが、新作“コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ”だ。
コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ
1920年代後半に航空産業向けに開発したアワーアングル・モデルなど、ウオッチメイキングのパイオニアとして回転ディスク機構を牽引してきたロンジン。新作“コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ”の着想源である、文字盤中央の二つの回転ディスクでパワーリザーブを表示するユニークな機構は、ロンジンが開発し唯一使用する、ブランドの歴史的遺産だ。 文字盤は、中央の巻き戻しディスク、その外周の巻上げディスク、固定されたアウターダイアルの三つのパートで構成。中央のディスク上に上部が広がったバトンの形のパワーリザーブインジケーターを配置し、外周のディスク上に64から0までの目盛りを配し、ムーヴメントの残量を示す。これにより、パワーリザーブの残量、つまり時計の残り駆動時間がわかる。 中央のディスクの巻き戻しは、リューズを回すか手首を動かし、コイル状のディスクを回転させることで行える。時計の7大複雑機構として知られるパワーリザーブインジケーターの実用性に加え、文字盤の美しさが絶えず変化し、時間の経過を詩的に表現する独創的な効果を生み出すデザイン性により、本格機械式時計の醍醐味を一層深く堪能できるタイムピースだ。 バリエーションは上品で温かみのあるシャンパン、絶妙な色合いのアンスラサイト、精悍なブラックの3色の文字盤で展開。“コンクエスト”コレクションのアイコニックなモチーフである細いサークルが彫られたアウターダイアルには、12個の立体的で優美に輝くファセット加工のアプライド アワーマーカー、特徴的なスカイクレーパー形の時針と分針を配置。イエローゴールドカラーをシャンパン ダイアルに、ローズゴールドカラーをアンスラサイト ダイアルに、シルバーカラーをブラックダイアルに合わせ、文字盤の美しさを際立たせている。さらに12時位置に同じカラーリングで台形型の日付窓を装飾。アワーマーカー、時針と分針にはスーパールミノバを塗布し、視認性も確保している。