高島で県原子力防災訓練
福井県内の原子力発電所における、放射線漏れを想定した県の防災訓練が、高島市で実施されました。 訓練は、地震により福井県・大飯原発が被災。高島市朽木の一部地域で放射線量が上昇したとの想定で、該当地域の住民約40人を対象に実施されました。 自宅から避難し、集合場所とされた道の駅でバスに乗り込んだ住民らは、その後、市内の今津町に移動。放射性物質を除去するスクリーニングを受けたり、けが人や病人の手当てが行われたりしました。 県によりますと、高島市内には大飯原発3号機から30キロ圏内に約400人が住んでいて、実際の事故の際には速やかな避難が必要とされています。
びわ湖放送