秋田・有楽町にサンタ帽かぶる巨大クマ 通行人を楽しませる
秋田市南通の通称・有楽町の飲食店前に展示されたクマの人形が、通行人を楽しませている。(秋田経済新聞) 【写真】有楽町に人通りが増えるのを待つクマの人形 サンタ帽とマフラーを身に着けたクマの人形。比内地鶏料理などを提供する「比内地鶏串 ソリレス」(南通亀の町)店主の中島康博さんが「かねてより欲しかったクマの人形を6年越しで手に入れたこと(笑)」などから、クリスマスシーズンに合わせて店舗前に展示した。 身長189センチの中島さんより背の高い約2メートル40センチのクマ。通行人やドライバーの目を引き、足を止めてスマホで撮影する市民も多い。市街地に出没するクマの被害や、秋田県知事のクマ対策にかかる発言が全国的に注目を集める中、「クマを威嚇する対策なのでは」「知事に送ってもらったのでは」などSNSでも話題に。 かつては映画館が軒を連ねる歓楽街だった有楽町。中島さんは「クマの人形が地域に人通りを取り戻すきっかけになればうれしい。自由に記念撮影するなど、皆さんに楽しんでもらえれば」と話す。
みんなの経済新聞ネットワーク