最終戦に敗れ最下位転落のヤクルト 回避条件は他力本願 中日が6日DeNA戦に敗れれば5位、勝つか引き分けるかで4年ぶり最下位
「広島3-1ヤクルト」(5日、マツダスタジアム) 勝てば自力で最下位回避を確定できたヤクルトが広島に敗れた。0・5ゲーム差で最下位だった中日がデーゲームでサヨナラ勝利を挙げており、入れ替わりでヤクルトが最下位に転落した。 【写真】頼みの投手送り出すも 田村に右前タイムリーを許した奥川 今季最終戦だったヤクルトは、62勝77敗4分けの勝率・446でシーズンを終了した。DeNAに勝利した中日は60勝74敗8分けの勝率・448。セ・リーグは6日の中日-DeNA戦を残すのみとなっており、中日の勝利、引き分けでヤクルトの4年ぶり最下位が確定し、中日が敗れると勝率・444となって、球団史上初の3年連続最下位が決定する。 中日は昨年、引き分け以上で5位を確定できた10月3日の巨人戦に敗れ、順位決定は4日のヤクルト-阪神戦の結果に委ねられる形となり、ヤクルトがサヨナラ勝ちを飾って最下位を回避するという劇的なレギュラーシーズン最終戦となっていた。