留学中の24歳大学院生、323万円だまし取られる 中国語で「保証金払え」 西宮
15日午後、兵庫県西宮市の大学院生の女性(24)が「中国の警察官を名乗る男らに保証金名目で323万円をだまし取られた」と県警西宮署に届け出た。女性は中国からの留学生で、相手とは中国語でやりとりをしたという。同署は詐欺容疑で調べている。 【写真】キャッシュカード盗まれた女性が語る「詐欺盗」の手口 同署によると、10月21日、女性の携帯電話に通信会社の社員を名乗る男から「あなた名義で契約された携帯電話からメールがばらまかれている」「これは違法だ」との電話があった。その後、中国の警察官を名乗る男から「保証金を払えば逮捕されなくてすむ」と言われ、同30日にインターネットバンキングで指定された口座に振り込んだという。 インストールさせられたメッセージアプリ「テレグラム」でもやりとりしており、相手から「あなたはだまされている」との連絡を受け、被害に気付いたという。