【イベントレポート】「KING OF PRISM」杉田智和は小林竜之を離さない「心のどこかでつながっていたい」
映画「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」の公開を記念したイベント「『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』公開記念舞台挨拶 ~グロリアス・シュワルツ!~」が、本日8月17日に東京・新宿バルト9で行われた。 【写真】そろって舞台挨拶に登壇した杉田智和と小林竜之 本作はアニメ「KING OF PRISM」シリーズの約4年ぶりとなる劇場映画。2019年に劇場上映およびテレビ放送が行われた「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」を再構成した作品で、シリーズ屈指の“あの名曲”が新たにCGライブ化される。イベントには、如月ルヰ役の蒼井翔太、大和アレクサンダー役の武内駿輔、高田馬場ジョージ役の杉田智和、高田馬場ジョージのゴーストシンガーで池袋エィス役の小林竜之、一条シン役の寺島惇太、香賀美タイガ役の畠中祐が参加した。 「KING OF PRISM」シリーズの舞台挨拶に初めて登壇する杉田は、ジョージが設定上、歌はゴーストシンガーに任せていることに触れつつ「だからこそ、こういう場で出演者として登壇することを意図的に避けていたところはあります。本編を観たらわかると思うんですが、エィスとして共演していくことになったので並んで出ても大丈夫だろうと」と述べる。小林は「こうして杉田さんとご一緒できてうれしい。幸せです!」と喜びをあらわにした。 ジョージを演じているとき、杉田の心の片隅には常に小林の存在があったという。杉田は「違う個性にはなったけれども、心のどこかでつながっていたい思いがある。歌を歌わないやつがアイドルものに出演していいのか。それを叶えてくれたのがキンプリとジョージ、そして支えてくれた皆さんだと思っています。(小林に向けて)離さへんで!」と思いを馳せる。ジョージなしでは存在できなかったという小林は「ジョージはやっぱりかわいいです!」と感慨深げな様子で語った。 親交が深い武内と畠中について「今日も朝から漫才みたいなことばっかりしていた」と寺島が明かすと、武内は「全然仲良くないから。嫌い! キライキライ!」と冗談で笑いを誘う。杉田は舞台裏で畠中がソワソワしていたことに触れ、「今日どうしたの? なんかあったの?と聞いていたんですけどね……」とこぼす。畠中は「そこまで言って続き言わないの!?」「なんで自分で言わなきゃいけないんだよ」とツッコミつつ、「今日は僕の誕生日です! 30歳です!」と顔を赤らめながら自ら告白。観客からは「おめでとう!」と祝福の拍手が起こった。 また「KING OF PRISM」シリーズ恒例の“嘘予告”について、寺島は「情報量がすごく多い。一番衝撃的だったのはルヰくんのところですよね」と振り返る。蒼井は初登場のキャラクターがいることに言及し「声優さんが誰なのかはたぶん僕だけが知っているんじゃないかな。一緒にアフレコをしたので」と明かし、誰なのか知りたい観客には「たくさん観てください!」と茶目っ気たっぷりにアピールした。 「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」は全国で上映中。菱田正和が監督、青葉譲が脚本を担当した。 (c)T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/KING OF PRISM Project