北九州中学生殺傷 43歳の男逮捕、事件前後 男の足取りも判明、元刑事・佐々木氏「事件を起こせば“完了”だったか」【Nスタ解説】
元埼玉県警捜査一課 佐々木さん: 容疑者と被害者の関係性がないのであれば、容疑者と事件現場となった店舗の関係性を捜査し、捜索差押などから間接証拠が出る可能性があります。ただ、動機については、取り調べが中心になるかと思います。 被害者や遺族のためにも、実態解明は警察の使命だと思いますので、ぜひ力を入れていただきたいと思います。 井上キャスター: 佐々木さんはこれまで、容疑者は刺すということのみ、計画的だったのではないかとも分析していました。過去の無差別殺傷事件では、その場で確保されるケースも多くあったと思いますが、今回は逃げてます。どういう目的があったのでしょうか。 元埼玉県警捜査一課 佐々木さん: 今回の事件・容疑者においては、事件を起こせば“完了”でそれ以上のことは全く考えてないと思うので、通常通りの生活に戻るような感覚だったのではないでしょうか。 実際、ここに計画があれば、車を使ってその場から逃げるということ自体、考えられません。容疑者の精神状態や、これまでどのような生活を送っていたのかなどから容疑者の特徴を明らかにしなければいけないと思います。 ========== <プロフィール> 佐々木成三さん 埼玉県警本部捜査第一課に10年間在籍 現役時代はサイバー捜査の導入に着手 今村翔吾さん 「塞王の楯」で第166回直木賞受賞 歴史・時代小説家30歳までダンス講師
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