海女や漁師のおやつ「きんこ」とは?ねっとり食感と自然な甘みJA伊勢で出荷最盛期「去年以上の品質に」
中京テレビNEWS
三重県志摩市で、古くから親しまれている特産品の干し芋「きんこ」の出荷が最盛期を迎えています。 志摩市阿児町のJA伊勢の施設では、18日朝から生産者たちの手で、きんこが運び込まれていました。 きんこは、釜で炊き上げた隼人芋を1.5センチほどの厚さにスライスして、1週間から10日ほど天日干ししたものです。 ねっとりとした食感と芋の自然な甘みが特長で、志摩市周辺では古くから海女や漁師のおやつとしても親しまれています。 今年は、猛暑などの影響で芋が小ぶりになったものの、できばえは申し分ないということです。 JA伊勢では、来年2月上旬までに県内のスーパーなどに向けて約1万袋の出荷を予定しています。