1人暮らしで自炊するなら「2口コンロ」にすべきですか? できれば“家賃”を抑えたいのですが、築年数が古ければ大丈夫でしょうか…?
1人暮らしでよく自炊をする人にとって、キッチンの設備は必ず確認しておきたいポイントです。特に、コンロの数は料理の効率や快適さに大きく影響します。しかし「2口コンロの物件だと家賃が高くなるのでは?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。 そこで本記事では、2口コンロ付きの物件を探すときのコツや2口コンロのメリットを解説します。実際の家賃も調査したため、ぜひ物件選びの参考にしてください。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
2口コンロの物件を選ぶメリット
2口コンロの物件を選ぶメリットは、以下の3つです。 ●複数の料理を同時に調理できる ●調理時間の短縮につながる ●1つのコンロが故障してももう片方で調理できる ■複数の料理を同時に調理できる 2口コンロの最大の魅力は、複数の料理を同時に調理できる点です。例えば一方で肉を焼きながら、もう一方で野菜を茹でるといった具合で調理できるため、バランスの取れた食事を効率よく作れます。 ■調理時間の短縮につながる 一度に複数の料理を調理できるため、全体の調理時間を大幅に短縮できます。忙しい朝のお弁当作りや帰宅後の夕食準備など、時間が限られているときは特に2口コンロが活躍するでしょう。 ■1つのコンロが故障してももう片方で調理できる 万が一1つのコンロが故障しても、もう一方のコンロで調理を続けられます。1口コンロの場合、修理期間中は調理ができなくなりますが、2口コンロであれば完全に調理できないわけではありません。突然のトラブルにも対応可能な点が2口コンロのメリットです。
2口コンロの物件はどんな人におすすめ?
2口コンロの物件は、家事効率を上げたい人におすすめです。例えば片方のコンロで炒め物をして、もう片方のコンロで汁物を作るといった調理もできます。1口コンロは1つの料理しか作れないため、どうしても調理時間が長くなります。そのため、家事効率を上げながら料理を楽しみたい人は、一度に複数の料理を調理できる2口コンロがおすすめです。
2口コンロ付きの物件の家賃はどれくらい?
それでは、以下の条件を設定した上で2口コンロ付きの物件の家賃を見てみましょう(2024年8月25日時点)。 ●エリア:東京都杉並区 ●家賃上限:10万円以下 ●築年数:20年以内 ●間取りタイプ:1K・1DK・1LDK ●条件:コンロ2口以上 SUUMO関東版によると、2口コンロ付きの物件は全部で1万500件ほどでした。そのうち最安値から中央値までの物件550件の家賃は1万5000円~8万6000円です。中央値は、8万円~9万円台です。 条件の「コンロ2口以上」のチェックを外すと物件数は1万8000件ほどに増え、中央値は7万円台が多く見られます。 2口コンロ付きの物件の家賃は、時期や掲載物件によって変動があるため一概には言えませんが、1口コンロの物件より多少上がると考えられます。