【競輪】佐世保G3 レインボーCは松本秀之慎が1着 佐方良行、武藤篤弘とともに特別昇級
「九十九島賞争奪戦・G3」(22日、佐世保) 最終日9Rで実施されたレインボーカップA級ファイナルは松本秀之慎(22)=熊本・121期=が坂田康季(佐賀)任せから最終2角で自力に転じて1着。2~4位は橋本智昭(宮城)、佐方良行(熊本)、武藤篤弘(埼玉)の順で入線したが、橋本は外帯線内進入で失格。佐方、武藤が繰り上がって2、3着に入り、この3人が23日付でS級2班に特別昇級する。 【写真】ワンツーの松本秀之慎と佐方良行 ヒーローの松本は「迷いましたが(最終2角で)前に踏みました。佐方さんとワンツーが決まって良かったです」と熊本2人での決着にニンマリ。来期(2025年1~6月)のS級2班への昇格は決まっているが「9連勝(3場所連続完全優勝)はできなかったので、特別昇級という形で上がれて良かったです」とホッと胸をなで下ろした。23日からは兄の松本秀之介(熊本)が在籍するS級での競走に臨む。 1着賞金は142万円。使い道を問われると「既にたくさん買い物をしたんです。ヴィトンのベルトとか、いつもと違うところで洋服を買ったりとか。だから(その分を稼ごうと)モチベーションが上がったのでしょうね」と笑った。