日陰で短時間でも危険な温度に…子どもを車の中に放置しないよう呼び掛け 岡山
KSB瀬戸内海放送
連日暑い日が続く中、岡山市で警察官らが子どもを車の中に放置しないよう呼び掛けました。 【写真】エアコンを切ってから約10分で26℃から34℃まで上昇
岡山県警の警察官や岡山県警備業協会の会員ら、計12人が岡山市の天満屋岡山店で子どもを車の中に放置しないよう呼び掛けるティッシュを買い物客らに配りました。 その後、店の駐車場の車の中に子どもが放置されていないかパトロールしました。 岡山県警は子どもの車内放置を児童虐待として児童相談所に通告していて、2021年から2023年までの3年間に26件を通告しました。そのうち14件は保護者が買い物に出ていたケースでした。 午後3時頃から、岡山県警が日陰に止めた車の中の温度を測る実験を行いました。エアコンを切ってから約10分で、26℃から34℃まで上がりました。 岡山県警は「短い時間でも子どもを車の中に放置しないでほしい」と注意を呼び掛けています。 (岡山県警察本部 人身安全対策課/桑田淳二 児童虐待対策係長) 「特に乳幼児については体温調節機能が未発達で、自分で体調不良を訴えることもできませんので、特に注意が必要です」
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