「コンビニまで15分かかるから会社を辞めた」大企業に新卒入社→わずか2か月で退職…早稲田卒のエリート女性(23)が明かす、年収も地位も捨てた“本当の理由”
適応障害が悪化…入社2か月で退職した“本当の理由”
――社内に相談できる人はいなかった? ゆいにゃ 地方配属だったから、気軽に相談できるような同期はいなかったですね。上司には相談していましたが、「まずは3年頑張ってみよう」と言われて、その言葉通りに頑張るつもりではいました。
でも、日に日に体調が悪くなっていく。「これはまずい」と思って病院に行ったら、適応障害だと診断されました。先生からは「少し仕事を休んだほうがいい」と言われ、休職の申請に必要な診断書を書いてくれて。 上司に休職の相談をしたら、「まだ研修期間中だから休職制度は使えない」と言われてしまったんです。それは仕方のない事実だから、しばらくは心身の不調を抱えながら出社していました。その結果、適応障害が悪化してしまって、2回目のドクターストップが出たんです。 就職したばかりの会社を辞めたくはない。でも、心と体が追いつかない。少しだけでいいから休みたいけど、就職したばかりで休める制度がない。ものすごく悩みましたが、「健康が何よりも大事だ」と判断して、入社から2か月で退職することに決めました。
「体が動けなくなってしまって…」転職先も1週間で辞めてしまったワケ
――退職したあとは休めましたか? ゆいにゃ 6月6日に仕事を辞めて、すぐに転職活動を始めて。それから6月21日には内定をもらって、急いで引っ越しや就職準備を進めたんです。7月1日から新しい会社で働き始めたので、結局休む暇はほとんどなかったですね。 ――「安定した仕事に就かないと、親を安心させられない」という考えがあったからでしょうか。 ゆいにゃ そうですね。だから、再就職先が決まった時は嬉しかったです。でも、その会社でも心身が追いつかなくなってしまって、働き始めて1週間後には動けなくなってしまって。 そのときに「体を壊してまで、組織にしがみつく必要はない」と思うようになり、会社員として働くことを諦めました。 撮影=杉山秀樹/文藝春秋 「社会を舐めてる」「だから若者はダメなんだ」とネットで炎上…大企業を“たった2か月”で辞めた早稲田卒のエリート女性(23)が、世間の批判に思うこと へ続く
仲 奈々
【関連記事】
- 【続きを読む】「社会を舐めてる」「だから若者はダメなんだ」とネットで炎上…大企業を“たった2か月”で辞めた早稲田卒のエリート女性(23)が、世間の批判に思うこと
- 【もっと読む】偏差値76の名門女子校→早稲田法学部→大企業を“たった2か月”で退職…年収も地位も捨てたエリート女性(23)が語る、自信がなかった学生時代
- 【画像多数】清純黒髪姿で今とはまるで別人…海辺で“セクシーなポーズ”を披露するゆいにゃさん23歳の大胆グラビア
- 【画像多数】清純黒髪姿で今とはまるで別人…早稲田大学に通う“女子大生時代”のゆいにゃさん23歳
- 桜蔭→慶應医学部→モルガン・スタンレーを3カ月で退職…超エリート女性(24)が年収も地位も捨てて南房総で“年間100万円以下の生活”を始めたワケ《23歳でサイドFIRE》