物価高が続き消費者の節約志向が高まる中、流通大手のイオンはプライベートブランドの商品約100品目を価格を据え置いたまま増量するほか、11月中旬から一部の商品を値下げすると発表しました。 　イオンやイオンスタイル、マックスバリュなど全国1万4000店舗で展開される「トップバリュ」の商品のうち、お好み焼き粉やあんパンなどの100品目を10月末までに価格据え置きで増量するほか、11月中旬からは値下げも実施します。 　イオンによりますと、個包装の簡素化や店舗近くの生産拠点から輸送し物流効果をアップさせるなどのコスト削減により、価格の抑制を実現させたということです。 　また、マグボトルや多機能ポットなど生活雑貨のプライベートブランドでも、26品目が合わせて値下げされます。 　イオンリテール東海カンパニーの行木照雅経営管理部長は「家計の支出の中でも食品が重要。買い上げ頻度の高い商品なので価値と価格を提供したい」と話しました。 　トップバリュの商品は、三重県内ではイオンとイオンスタイル18店舗をはじめ、マックスバリュなどで展開されています。