サラーの有力後釜候補は久保建英――現地報道を韓国メディアが「クボが主人公だ」と拡散!一方で“生ける伝説”と比較し「未知数」とも
「王冠の重みを乗り越えるのは容易ではない」
リバプールの絶対エースとして君臨するモハメド・サラー。しかし、現行の契約は来年6月までとなっている。 【画像】まさにスタジアムの華!現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 去就が注目を集めるなか、2ゴールを奪った11月24日のサウサンプトン戦(3-2、プレミアリーグ第12節)後に「もうすぐ12月に入るけど、まだ残留のオファーは来ていない。だから残留よりも退団だろうね」と打ち明けた。 もしこのまま契約延長がなされず、退団した場合、後釜は一体誰になるのか。その候補の1人として挙がっているのが、レアル・ソシエダで存在感を示している久保建英だ。 英メディア『TEAMtalk』は「クボがリバプールのレーダーにいるのは確かだ」と報道。「具体的なターゲット」と表現している。 「アルネ・スロット監督は、新加入のフェデリコ・キエーザが、サラーの代わりとなるのに必要な力を持っていると確信できておらず、この日本代表がより長期的な後継者として見られている。ただ、1月の移籍市場でリバプールが優先しているのは、新たな守備的MFとCBだ。そのため、クボ獲得に動くのに夏まで待つかもしれない」 このニュースは日本で大きな話題になるなか、韓国メディア『スポーツ朝鮮』も敏感に反応。「リバプールがモハメド・サラーの空席を埋めるための獲得候補を決定した。日本のエース、タケフサ・クボがその主人公だ」と伝えている。 「ソシエダ移籍後、クボは全く違う選手になった。2022-2023シーズンに9ゴール7アシストを記録し、ソシエダ躍進の立役者となり、ラ・リーガ屈指のウインガーに成長した。昨季も公式戦41試合で7ゴール5アシストを記録。今季も主力として活躍している。 今回のリバプールの関心に拍車がかかるのは、サラーと別れる可能性があるからだ。サラーは2025年夏に契約が満了する状況で、最近のインタビューでまだ再契約のオファーを受けていないと明かし、退団の可能性が高い事実を隠さなかった。サラーが去る場合、ウインガーの補強は必須だ。この場所をスペインで活躍中のクボで埋める計画だと思われる」 『スポーツ朝鮮』は一方で、「8シーズン連続プレミアリーグで二桁得点を達成し、すでに“生ける伝説”と言われるサラーの穴を埋められるかは未知数だ」と指摘。こう付け加えている。 「現在のプレミアリーグ最高のウインガーを置き換える候補としてクボが登場した。日本のファンを興奮させる移籍が実現するチャンスだが、サラーが持つ王冠の重みを乗り越えるのは容易ではないだろう」 日本代表の若きエースは、海外キャリアでは初めてスペインを離れ、イングランド屈指の名門で新たな挑戦を始めることとなるのだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部