「スシ! スシ! スシパワー!」でまたまたまた猛打!1軍17戦目の巨人助っ人が勝利に貢献
◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム0―2巨人(15日・エスコンフィールド) 食らいついた。巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手(29)が大きな仕事を果たした。0―0の9回、先頭で金村の外角直球をコンパクトに振り切って遊撃内野安打。交流戦から1軍デビューして17試合目で4度目の3安打猛打賞となる一打で、続く岡本和の決勝2ランを呼び込み、「スシ! スシ! スシパワー!」と満面の笑みで勝利を喜んだ。 主に2番での起用が多かったが、14日の日本ハム戦は3番で出場して1安打。この日も3番で快音を響かせ「どの打順でも状況に応じたスイングを心がけている」と対応力が光る。 シーズン途中入団で初対戦の投手との打席が多い中で「試合前に映像やデータをしっかりと確認するようにしてます。試合中も打席ごとに配球や特徴の振り返りをやっています」と研究熱心な助っ人。愛称として熱望する「エリ」もチームやファンに浸透してきた。 仙台から北海道に移動した前夜の試合後は夕食ですしを食べ「特にエビがおいしかったです」と大興奮。慣れない日本の食文化にも積極的に溶け込み、17試合で68打数24安打、打率3割5分3厘と好調を維持している。
報知新聞社