髙橋優斗退所発表のHiHi Jets、2024年は“いつもと違う”1年だった? 各ジュニアグループの状況を総括
HiHi Jets、美 少年との仕事も多い一年に
HiHi Jetsほどではないものの、変化の多い一年になったのは美 少年だ。HiHi Jetsと同じく、2020年に岩﨑大昇が出演した『ELF』以降あまり舞台での活躍は多くなかったユニットだが、岩﨑、那須雄登、金指一世が今年4月より上演された舞台『トンカツロック』、9月には佐藤龍我はReading Musical『BEASTARS』、藤井直樹は『甘美なる誘拐』、10月は岩﨑が『ニュージーズ』でそれぞれ主演を務めるなど、舞台での仕事が増えている。岩﨑は『ラヴィット!』(TBS系)での活躍を受け、音楽イベント『ラヴィット!ロック2024』にも単独で出演。美 少年の今後の活動にも注目が集まる。 HiHi Jetsと美 少年に関しては、この夏の『マイナビ サマステライブ2024 SUMMER GO!MIRAI GO!東だ!西だ!全員集合』にはHiHi Jetsから井上と橋本、美 少年から浮所飛貴と那須が選抜され、ミライBoysたちとともに『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)への出演を果たしたほか、10月にはHiHi Jetsと美 少年11人の写真集『New York Photo Diary “Eternal Summer”』が発売される。もともと合同での活動が多かったHiHi Jetsと美 少年だが、2022年頃を機に合同の活動はやや控えめになっていたものの、2024年は2組を一緒に目にする機会が多くあった1年だったように感じる。 HiHi Jetsのみならず、ジュニア全体に大きな衝撃を与えた髙橋の退所発表。2023年以降は事務所の新体制移行などもあり、多くの所属タレントが大きな決断をしてきた時期でもあった。髙橋以外のHiHi Jetsの4人は、事務所に残留し活動していくことをすでに明言している。これからどのように活動をしていくのかはまだ分からないが、関東ジュニアを牽引してきた彼らならきっとこれまで以上の活躍ができるはずだ。まずは10月1日まで残り少ない5人でのHiHi Jetsを目に焼き付け、今後も彼らが思う存分その魅力を発揮できることを願うのみだ。
池田夏葉