「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」アレクサンダー・ペイン監督メッセージ&レストランでの印象的シーンを公開
「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペイン監督と主演ポール・ジアマッティが再タッグ。クリスマス休暇に学校の寮に残った孤独な3人が絆を育んでいく姿を描き、第81回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門主演男優賞・助演女優賞、第96回アカデミー賞助演女優賞などに輝いた「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」が、6月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。監督のメッセージ、ならびに3人がレストランで店員とやりとりするシーンの映像が到着した。 「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデイ」監督コメント&本編映像 ボストンのレストランにやってきた3人。“大人のお菓子”であるチェリー・ジュビリーを注文すると、店員は学生のアンガス(ドミニク・セッサ)に提供するのを拒む。それをハナム(ポール・ジアマッティ)は口汚く批判するが、メアリー(ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ)は落ち着いて注文方法を変える──。まさにそれぞれの性格が表れたワンシーン。この後、3人は駐車場でお手製のチェリー・ジュビリーを味わうことに。 この一幕をはじめ、ささやかでコミカルなシーンのいくつかは、脚本を手掛けたデヴィッド・ヘミングソンの実体験に基づいている。噛み合わなかった3人が心を寄せていく物語を、じっくり味わいたい。
Story
1970年冬、ボストン近郊にある全寮制の名門バートン校。クリスマス休暇を迎えるが、学校に留まらざるを得ない者もいた。生真面目で融通が利かない嫌われ者の古代史教師ハナム、勉強はできるが反抗的で家族に難ありの生徒アンガス、ベトナム戦争でひとり息子を失ったばかりの料理長メアリー。雪に閉ざされた学校で互いに反発しながらも、3人は寄り添っていく──。 「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」 Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC. 配給:ビターズ・エンド、ユニバーサル映画