柳楽優弥主演『夏目アラタの結婚』新予告&ポスター公開 主題歌はオリヴィア・ロドリゴ
9月6日に全国ロードショーされる柳楽優弥主演映画『夏目アラタの結婚』の主題歌がオリヴィア・ロドリゴの「ヴァンパイア」に決定。あわせて最新予告とポスタービジュアルが公開された。 【写真】弱冠21歳の歌姫オリヴィア・ロドリゴ 本作は、累計発行部数250万部を突破する乃木坂太郎による同名漫画を実写映画化する獄中サスペンス。『十二人の死にたい子どもたち』や『TRICK』シリーズ(テレビ朝日系)などを手がけてきた堤幸彦が監督を務めた。 初めてプロポーズした相手は、獄中の死刑囚――。元ヤンで児童相談員の夏目アラタ(柳楽優弥)が切り出した死刑囚へのプロポーズ。その目的は、“品川ピエロ”の異名をもつ死刑囚、真珠(黒島結菜)に好かれ、消えた遺体を探し出すことだった。毎日1回20分の駆け引きに翻弄されるアラタは、やがて真珠のある言葉に耳を疑う。「ボク、誰も殺してないんだ」。日本中を震撼させる2人の結婚は、生死を揺るがす<真相(シーソー)ゲーム>の序章にすぎなかった……。 遺族から相談を受け、事件の真相を探るために死刑囚に結婚を申し込む主人公・夏目アラタ役で柳楽が主演を務め、物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役を黒島結菜が演じる。 本作の主題歌が、全世界総再生回数16億回超えのオリヴィア・ロドリゴによる楽曲「ヴァンパイア」に決定。第64回グラミー賞最優秀新人賞を獲得した弱冠21歳のロドリゴは、デビューアルバムとデビューシングルの両方で全米1位を獲得した最年少アーティストで、Spotifyでは「2021年世界で最も再生された楽曲、最も再生されたアルバム」の両方で1位、第64回グラミー賞では主要4部門含む計7部門にノミネートされている。 「ヴァンパイア」は、YouTubeのオフィシャルミュージックビデオの総視聴回数が1.1億回超え、全世界での総再生回数が16億回を超えるなど、彼女の2023年を代表する楽曲だ。真珠の気持ちをどれくらい代弁できるかが主題歌の決め手の1つだったと本作のプロデューサーが語るように、本編で描かれる真珠の愛のいびつさと「ヴァンパイア」で歌われる、不安定で危うげな愛との親和性が体感できる一曲となっている。さらに、主題歌情報の公開を記念して、7月9日よりオリヴィア・ロドリゴ日本公式X(旧Twitter)と映画『夏目アラタの結婚』公式Xのコラボキャンペーンの開催も決定した。 公開された最新予告は、「俺と結婚しようぜ」という夏目アラタ(柳楽優弥)の台詞から幕を開ける。児童相談所職員であるアラタは、都内で発生した連続バラバラ殺人事件の犯人である死刑囚・品川真珠(黒島結菜)による殺人事件の被害者の子供に頼まれ、行方不明となっている被害者の首を探すため、真珠に接触を試みる。真珠から情報を引き出すため、アラタは大胆にも結婚を申し出るが、真珠は「ボクのとっておきの秘密、教えてあげる」「ボク、誰も殺してないんだ」と衝撃の告白。映像では、アラタに死刑囚に取り込まれないよう忠告する死刑囚アイテムコレクターの藤田(佐藤二朗)や、真珠の中にあるブラックボックスの闇を晴らしてほしいと言いアラタに協力を求める弁護士の宮前(中川大志)、アラタが勤める児童相談所の先輩で真珠に心酔していく桃山(丸山礼)、アラタの行動を注視する児童相談所の所長・大高(立川志らく)、控訴審の裁判長で真珠の本心を疑う神波(市村正親)などの姿も。予告のラストでは、アラタの言葉に不敵な表情で高笑う真珠の様子が映し出され、次の瞬間、「じゃあ、出るね」と面会室のガラスを壊す。また、新たに平岡祐太と藤間爽子の出演も発表された。 この新予告を観た柳楽、中川、丸山の3人からはコメントも到着。「(主題歌が)この作品の世界観と合っていて、世界観をさらに引き上げてくれているなと思い、テンションが上がりました」(柳楽)、「登場人物それぞれ皆切なさも抱えているんですよね。だからこそ、この曲の抱える雰囲気と作品の空気感がマッチしていて素敵でした」(中川)、「真珠さんのあのスマイルが怖いですよね。『ニチャ~』っていう音が聞こえてくるくらい不気味でした。私自身この『ヴァンパイア』という曲が大好きなので、試写でイントロを聴いた瞬間痺れましたね。色々な人に楽しんでもらいたいです」(丸山)とそれぞれ期待感を語った。 あわせて公開されたポスタービジュアルでは、タキシードのアラタとウェディングドレスの死刑囚・真珠の姿に加えて、各登場人物の姿が捉えられている。 また、本作のムビチケカード/ムビチケオンライン券が7月12日より全国の上映予定劇場 (※一部除く)及びオンラインで販売される。ムビチケカードのビジュアルは、先日公開されたタキシードのアラタとウェンディングドレス姿の真珠の2人が写し出されたデザインとなっている。
リアルサウンド編集部