【2024年12月発売】トヨタRAV4の最新値引き&納期情報〈いま新車で買えるクルマカタログ〉一部改良で4WD車のみのラインナップへ
RAV4 モデル概要:プレミアムキャラの強化でイメージ一新、トヨタ自慢のミドルSUV
現行型は5代目となるモデルで、国内向けのモデルとしては2005年に登場した3代目以来の復活になる。その開発コンセプトは「Robust Accurate Vehicle With 4 Wheel Drive(SUVらしい力強さと使用性へのきめ細かな配慮を兼ね備えた4WD)」になる。 【画像】トヨタRAV4の最新値引き&納期情報〈新車カタログ〉 パワートレーンはガソリン車とハイブリッド車の2本立て。 ガソリン車は熱効率に優れるダイナミックフォースエンジンの2Lユニットに、CVTにギヤ構造を組み合わせたダイレクトシフトCVTの組み合わせ。ガソリン車の上級グレードには、走行状況に応じて、前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御する“トルクベクタリング機構”を備える、走破性が強化された「ダイナミックトルクベクタリングAWD」搭載車も用意される。 ハイブリッド車は、2.5Lダイナミックフォースエンジンとシリーズパラレル式ハイブリッドシステム(当時はTHS IIと呼ばれていた)の組み合わせ。ハイブリッド車の4WDシステム(E-Four)は、独立したリヤモーターが配置される。前後輪トルク配分も100:0~最大20:80まで変更可能と、ある程度のオフロード走行にも対応することが可能だ。
RAV4:スタイリング&パッケージ
新型の全長は歴代最大となる4600mm。全幅は1855mm。3代目と比較してもひと回りほど大きくなっているのだが、ワイドサイズのミドルSUVが普及してきていることもあって、数値ほどの大きさを感じさせない。 また、ウインドウエリアを大きく取ったこともサイズ感を感じさせない工夫のひとつ。これはおもに運転視界の改善を狙ったものだが、上端ラインの絞り込みを抑えたサイドウインドウ形状や大きなクオーターウインドウの採用により、キャビンのボリューム感を増加させたのも効いている。2BOX的な印象を強めるとともに、実用面にも優れたパッケージを与えている。 標準仕様車のフロントマスクは、ランドクルーザーなどのトヨタクロカン系と、カローラ スポーツに代表される最新のキーンルックを融合させたイメージ。プレーンなイメージが強い標準ボディ車に加えて、オフロードテイストを随所にプラスしたアドベンチャー車も用意されている。 巧みなアプローチ&ディパーチャーアングルの設定や、埋め込み型のルーフレールの標準化など、実用性も考慮している点もトヨタ車らしい美点。細部に到るまで使い勝手も考慮した実践的デザインが採用されていることも見逃せない。 2Lガソリン車に設定されるアドベンチャーは、専用意匠や樹脂製フェンダーの装着などでアウトドア志向を強化したグレード。パワートレーンや基本装備などは標準ボディのガソリンモデルと共通だが、アクティブな加飾をプラスすることで上級設定に仕立ている。 標準車ともっとも異なるのはフロントマスク。標準車のフロントグリルの横桟はパンチングメタル調だが、アドベンチャーは半光沢の黒となり、桟幅も太い。デザインモチーフでもあるオクタゴン(八角形)を強調したグリル枠デザインを採用しており、最近のモデルとしては珍しく、バンパーラインを明確にしていることも特徴。エアダムまわりの重厚なスキッドプレートの造形も存在感に富んでいる。