ユヴェントスにやってきたDFティアゴ・ジャロとは 元リール監督が語る魅力「アタッカーとのデュエルに非常に強い」
セリエAでも成功できるか
今季は怪我の問題でプレイできていないが、ユヴェントスは今月22日にフランスのリールからポルトガル人DFティアゴ・ジャロ(23)の獲得をまとめた。 まだ世界的には無名に近いかもしれないが、世代別ポルトガル代表にも名を連ねてきた期待の若手DFだ。フランスのリールでは2019年よりプレイしてきたが、2021年から1年間リールを指揮していたジョスリン・グヴェベネックはまだまだ粗削りだったジャロを早い段階から起用しようと決めていたという。 「リールに到着したとき、ジャロはまだ主力ではなかった。しかし、私は彼を起用することにした。一対一で彼を抜くのはかなり難しいと思う。彼はアタッカーとのデュエルに非常に強く、技術的にも優れている。一緒に過ごした1年間、私は彼にビルドアップの部分でも多くのことを求めた。私は彼がセリエAで戦う準備ができていると確信しているんだ。同じくユーヴェで自分の居場所を作ることができたティモシー・ウェアと同じようにね」(伊『Gazzetta dello Sport』より)。 ジャロはセンターバックを本職とするが、グヴェデネックは両サイドバックも任せるなど複数ポジションでジャロにチャンスを与えてきた。それもポテンシャルを認めていたからだろう。 ウェアもリールからユヴェントスに移籍した選手だが、ジャロも成功を掴めるのか。またポルトガルから楽しみな若手DFが出てきている。
構成/ザ・ワールド編集部