FRB、11月米大統領選前の利下げの公算小=カーライル共同創業者
[24日 ロイター] - 米大手投資ファンド、カーライル・グループのデイビッド・ルーベンスタイン共同創業者は24日、米連邦準備理事会(FRB)が11月の大統領選前に利下げを実施する公算は小さいという認識を示した。 ルーベンスタイン氏はCNBCとのインタビューで「FRBは概して政治に関与することは望んでいない」と指摘。「私はいつも言っているが、過度に政治的混乱を引き起こすため、FRBが選挙前に利下げに動く公算は小さい」とし、「利下げが選挙後になるという市場の見方はおそらく間違っているより正しいだろう」と語った。 さらに、大統領選前に利下げを開始すれば、返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領から「激しい批判」を受けることをFRBが認識している可能性が高いとも述べた。 米経済情勢ついては好調で、今年は2.5%拡大する可能性があるという見通しを示した。