770万円の宝石や落雷でできた石まで…さまざまな鉱石約20万点が大集合「名古屋栄ミネラルマルシェ」
テレビ愛知
宝石や化石など、約20万点の鉱物が展示販売された「第2回 名古屋栄ミネラルマルシェ」が11月1日から3日まで、中日ビルで開催されました。
770万円の「パライバ トルマリン」
色も形もさまざまな天然石などがずらりと並んでいます。全国各地から100店ほどが出店していて、数百円程度から数百万円するものまで幅広く展示販売されています。 そんな中、ひときわ高価な宝石を見つけました。この「パライバ トルマリン」といわれる宝石は、770万円(税込み)。HIRAMATSU JEWELRYの平松良夫代表によると、宝石業界の中でも人気が高い宝石となっているといいます。「特別な品質になっており、通常のお店では見ることの難しい宝石です。希少価値もあり、とても高価な宝石です」。
ミネラルマルシェを主催する代表、小出聡さんに同イベントの見どころを聞きました。 ――ミネラルマルシェの特徴は何ですか。 「世界中から集まった鉱物や隕石、化石を見て触って、購入できるイベントになっています」 ――どのようなものがおすすめでしょうか。 「地球がつくったものではありませんが、月の石がおすすめです。月に隕石が衝突して月の石の表面が剥がれ、地球に落ちたものが去年(2023年)見つかりました」 ――少し変わった形の鉱物もありますね。 「これは雷の化石です。厳密には化石ではなく、サハラ砂漠に雨が降って、そこに6億ボルトという巨大な雷が落ちるとできる石になります」
カンボジアの世界遺産の重要文化財を特別展示
――そして「ガネーシャ像」も展示されているそうですね。 「カンボジアの世界遺産『サンボー・プレイ・クック遺跡』より、文化財である1300年前の『ガネーシャ像』を、カンボジア政府からお借りして展示しています」 ――今回が最後の展示とお聞きしました。 「12月にはカンボジアへお返ししなくてはいけないので、今回が日本で見る最後のチャンスですね」 (11月1日放送「5時スタ」より)
愛知のニュース