小池都知事が定例会見4月6日(全文1)全国知事会の次期会長に上田知事を推薦
パンダのお知らせ
3つ目でございますが、パンダのお知らせ。今日はちょっとほのぼのテーマが多いんですが、パンダのシャンシャンがきのう、4月5日に検査して、体重のほうもおかげさまですくすくとというか、増やしております。ちなみに上野動物園の平成29年度の入園数が450万人に達しておりまして、前年度から66万人増ということで、シャンシャンさまさまではないかと思います。上野動物園はただシャンシャン以外にもたくさんかわいい動物、珍しい動物がたくさんいますので、ぜひそちらのほうにも回ってみていただければ、ちょうど春休みでございますので、お楽しみいただきたいと思います。
全国知事会の報告
4本目が全国知事会に関係してのお知らせというか、ご報告でございますが、全国知事会の次期会長選挙への推薦について、京都の山田知事が、今回出馬をされないということから退任されることになりました。全国知事会会長を。次期会長選挙の実施に当たって、長年の友人でもございます、共に改革を目指してきた仲間でございます、埼玉県の上田知事を推薦いたしました。 国は一方で地方創生ということで、ちょうど今23区の、例の、学生の抑制などの法案が審議されているところかと思いますけれども、都市から地方へ、人、金、物の流れっていうのを無理に推し進めて、残念ながら地方対東京のような構図になっているのは大変残念なことでございます。これって東京にとっても地方にとっても決してプラスではないと思います。どうやって共存共栄していくかっていうことを図るのが筋ではないかというふうに思います。 もっと申し上げるならば、地方の税制でございますけれども、税源の偏在を理由にして不合理な見直しが繰り返されているという現状については、もう一度あらためて腰を据えて、しっかりこの国のあるべき姿と、地方の担うべき姿はなんなのかっていうところをやらなければ、いつもうわべのところで帳尻を合わせるということについては、これについては、私は日本全体を考え、そしてまた地方の自治ということ、基本ですけれども、これについて、むしろ厳しい状況になるのではないかと思います。かつては地方自治体、一致団結して地方の、地方間の財源調整に反対していたわけでありますけれども、再びこうした動きが地方一丸となって活発させていく、そのリーダーとして上田知事には頑張っていただきたいと思っております。 いずれにせよ、今、国際競争は大変な激しい状況にあります。米中間の貿易戦争、これも1つでございますし、世界中のパイの取り合いといいましょうか、今、激しい国際間の競争がある中において、国内でのパイの取り合いだけに注力をしていると、ますます取り残されるという私は大変危機感も感じるところでございますが、上田知事、大変大局観のある方でございます。地方自治の造詣も当然、長年務めておられるので、深いということで、しっかり都市と地方がそれぞれの持つ魅力を高めて、日本全体の持続的な成長を実現するために、真の地方創生に努めていただきたい、その意味で上田知事を応援していきたいと、このように思うところでございます。以上、私のほうから、4本お伝えさせていただきました。 全文2へ続く