鹿児島県高校駅伝、男子は鹿児島工が初優勝…女子は神村学園が9年連続V
鹿児島県高校駅伝競走大会が2日、同県の指宿市営陸上競技場発着のコースで行われた。男子は鹿児島工が初優勝を飾り、女子は神村学園が9年連続31回目の頂点に立った。両校は12月22日に京都市で開催される全国大会に出場する。 【写真】優勝旗を受け取る神村学園の選手
男子(7区間、42・195キロ)は29校23チームが出場した。鹿児島工は1区で米永侑悟選手(1年)が区間賞の力走。2区で鹿児島城西に逆転されたが、4区で再び首位に立ち、粘りの走りで逃げ切った。アンカーの桑野康星選手(3年)は「1年生の時からあと少しで優勝を逃してきた。都大路に行けてうれしい」と話した。
女子(5区間、21・0975キロ)には16校14チームが出場。神村学園は2区を終えた時点で2位に1分21秒の差をつけ、その後も安定した走りで独走した。昨年の全国大会で優勝しており、アンカーの堂園心花選手(2年)は「1秒でも速く走って連覇に貢献したい」と意気込みを語った。
上位記録は次の通り。(上位3位までが九州大会に出場) 【男子】 〈1〉鹿児島工2時間10分24秒〈2〉鹿児島城西2時間10分59秒〈3〉鹿児島実2時間12分9秒 【女子】 〈1〉神村学園1時間10分28秒〈2〉鹿児島1時間13分11秒〈3〉鹿児島女子1時間15分11秒