ゲートボール楽しむ青春 全国高校選手権、1都1道1府5県の11校参加 戦略練り、熱戦
第12回全国高校ゲートボール選手権大会(公益財団法人日本ゲートボール連合主催)が、長野市の北部スポーツ・レクリエーションパークで開かれた。1都1道1府5県の11校が集まり、長野県内からは北部高校(飯綱町)が初出場。生徒は球の配置を見ながら戦略を練り、熱戦を繰り広げた。 【動画付き】ボールの代わりにキャップで野球 「キャップ野球」熱く 大会は2012年から全国各地でほぼ毎年開き、市内では21年に続き2回目の開催。北部高校にゲートボール部はないが、地域との交流を目的にゲートボールに親しむ授業がある。同校3年の3人はゲートボール歴1年未満の「初心者」だが、県内で大会が開かれるなら―と挑戦を決意したという。 コート内にある三つのゲートに球をくぐらせたり、一つのゴールポールに当てたりして得点し、決められた時間内での総得点を競った。優勝は北海道芽室高校。北部高校は予選リーグで敗退したが、同校の小林凌斗さん(18)は「自分史上最高のショットもあり、うれしかった。後輩たちにも参加してほしい」と話した。