【40歳代・二人以上世帯】羨ましい「貯蓄2000万円以上」は日本に何パーセントか?年金に頼らず老後資金を貯める方法はありますか?
年金だけに頼らず老後資金を貯める方法
これまで40歳代・二人以上世帯の「貯蓄2000万円以上の割合」と平均・中央値を確認してきました。 効果的な貯蓄方法の一つは、毎月の収入から一定額を先に貯蓄し、残りを生活費に充てる「先取り貯金」です。 先取り貯金には、預金の他に積立投資など、さまざまな方法があります。 また、2024年には新しいNISA制度が始まりました。 貯蓄の一部に、新NISA制度を利用して積立投資をはじめるのも選択肢の一つとなるでしょう。 老後の資金準備方法は個人によって異なります。銀行預金や資産運用など、さまざまな選択肢があります。 様々な手段を組み合わせて、将来の老後生活に必要な資金を確保しましょう。年金だけに頼らない生活を実現するためには、今から準備を始めることが重要です。 ●【ご参考】40歳代・二人以上世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む) ・金融資産非保有:26.1% ・100万円未満:11.1% ・100~200万円未満:7.2% ・200~300万円未満:5.4% ・300~400万円未満:5.5% ・400~500万円未満:4.2% ・500~700万円未満:7.9% ・700~1000万円未満:7.3% ・1000~1500万円未満:7.4% ・1500~2000万円未満:3.8% ・2000~3000万円未満:5.2% ・3000万円以上:4.9% ※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。
参考資料
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」 ・金融庁「新しいNISA」
齊藤 慧