マンU合流前にマンCと激突!スポルティングのアモリム監督「もし勝利すれば、新たなサー・アレックスが来たと…」
今月1日にマンチェスター・ユナイテッドの新指揮官就任が正式に決定した現スポルティング指揮官のルベン・アモリム監督がスポルティングを率いる最後のチャンピオンズリーグ(CL)であるマンチェスター・シティ戦に向けた記者会見に出席した。5日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。 マンチェスター・ユナイテッドは1日、アモリム監督を新指揮官として招へいしたことを発表。11月11日に合流予定で、それまではスポルティングの指揮官として5日のマンチェスター・シティ戦、11日に行われるプリメイラ・リーガ第11節ブラガ戦を戦う。 マンチェスター・ユナイテッドに合流する前に“宿敵”マンチェスター・シティと戦うことについてアモリム監督は、「もし、我々が勝利すればマンチェスター・ユナイテッドのファンは新たなアレックス・ファーガソンが来たと思うだろう」と、今季限りでマンチェスター・ユナイテッドのグローバル・アンバサダーを退くクラブの“レジェンド”であるサー・アレックス・ファーガソン氏の名前を出しながら自身にとって重要な一戦であることを強調。一方で、「それを維持することは難しい。結果次第で人々が私にどのような評価を下すのかは理解している」とイングランドからの視線を意識した。 また、アモリム監督は2022年にもCLの舞台でマンチェスター・シティとホームで対戦しており、0-5で完敗を喫している。その点について指揮官は「私は当時より良い監督になっていると思っている。しかし、ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ現マンチェスター・シティ指揮官)はさらに良い監督になっている。残念ながらその差はまだ縮まってはいない」と謙虚な姿勢を見せた。 現在39歳の才能あふれる若手指揮官であるアモリム監督。“名門”マンチェスター・ユナイテッド指揮官就任のあいさつ代わりとして、新チームの“宿敵”撃破を達成することができるのだろうか。
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